このわた(海鼠腸)

このわたは海鼠(なまこ)の内臓を塩辛にしたもので「ウニ」「カラスミ」と共に日本の三大珍味
と言われ食通の方に珍重されます。

※味の浜藤のこのわたは、瀬戸内海産です。

名前の由来

古事記によるとなまこの事を「海鼠(こ)」と称し、生だから「生海鼠(なまこ)」、腸を「海鼠の腸(このわた)」。その他に卵巣をバチ型に乾かしたものを「海鼠の子(このこ)」(クチコとも言う)、煮乾したものを「煮海鼠(いりこ)」または、きんこ、と一般に呼ばれています。

作り方

ナマコ漁は冬(11月~3月)に行われます。
 1:なまこを「いけす」で飼い、餌を与えず内臓をきれいにします。
 2:腸を抜き取って塩水で良く洗浄し、内部に含まれている泥砂などの汚物を除きます。
 3:ザルに取って十分に水切りをし、20~30%の塩を合わせて撹拌します。
 4:水分を切って、一昼夜おき、容器に密封して貯蔵します。

お召し上がり方

そのままでもおいしく召し上がれますが、色々なお料理もお試しください。

・このわたあわせ:うずらの卵を落としたり、とろろ芋と合わせます。
・三杯酢:大根おろしを加えて三杯酢にします。
・このわた酒:少量のこのわたを熱燗に加えます。
・このわた和え:くらげ(塩くらげは塩出ししたもの)や生いかを細く切り、40度位のぬるま湯にさっと通して、良く水切りをし、このわたを和えます。